スプリンクラー設備は、防火対象物の天井又は屋根下部分に配置されたスプリンクラーヘッドにより、火災感知から放水までを自動的に行う消火設備です。
スプリンクラー設備の構成は、水源、加圧送水装置(消火ポンプ)、自動警報装置(流水検知装置、表示装置、警報装置等)、スプリンクラーヘッド、送水口、配管・弁類及び非常電源等から構成されています。
スプリンクラー設備には、使用するスプリンクラーヘッドや配管方式等によって色々な設備形態があります。
ヘッドの種類 | 性 能 | |||
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放水圧力 | 放水量 | |||
閉鎖型 スプリンクラーヘッド |
標準型 | 高感度型ヘッド | 0.1MPa以上 | 80L/min以上 |
小区画型ヘッド | 50L/min以上 | |||
その他のヘッド | ラック式倉庫:114L/min以上 | |||
側壁型ヘッド | 80L/min以上 | |||
開放型スプリンクラーヘッド | ||||
ヘッドの種類 | 放水範囲内散水量 | 有効放水範囲散水量 | ||
放水型ヘッド等 | 固定式 | 小型ヘッド | 5L/min・m2以上 | 1.2L/min・m2以上 |
大型ヘッド (指定可燃物) |
10L/min・m2以上 | 2.4L/min・m2以上 | ||
可動式 | 小型ヘッド | - | 5L/min・m2以上 | |
大型ヘッド (指定可燃物) |
- | 10L/min・m2以上 | ||
注 :可動式のものにあっては、有効放水範囲が20m2以上であること。 |