消火設備とは

スプリンクラー設備

概要

スプリンクラー設備は、防火対象物の天井又は屋根下部分に配置されたスプリンクラーヘッドにより、火災感知から放水までを自動的に行う消火設備です。

スプリンクラー設備の構成は、水源、加圧送水装置(消火ポンプ)、自動警報装置(流水検知装置、表示装置、警報装置等)、スプリンクラーヘッド、送水口、配管・弁類及び非常電源等から構成されています。

スプリンクラー設備には、使用するスプリンクラーヘッドや配管方式等によって色々な設備形態があります。

1)スプリンクラー設備の種類

2)スプリンクラーヘッドの種類

3)スプリンクラーヘッドの性能

ヘッドの種類 性  能
放水圧力 放水量
閉鎖型
スプリンクラーヘッド
標準型 高感度型ヘッド 0.1MPa以上 80L/min以上
小区画型ヘッド 50L/min以上
その他のヘッド ラック式倉庫:114L/min以上
側壁型ヘッド 80L/min以上
開放型スプリンクラーヘッド
ヘッドの種類 放水範囲内散水量 有効放水範囲散水量
放水型ヘッド等 固定式 小型ヘッド 5L/min・m2以上 1.2L/min・m2以上
大型ヘッド
(指定可燃物)
10L/min・m2以上 2.4L/min・m2以上
可動式 小型ヘッド 5L/min・m2以上
大型ヘッド
(指定可燃物)
 10L/min・m2以上
注 :可動式のものにあっては、有効放水範囲が20m2以上であること。

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